私は飛行機が好き-伊丹空港-
千里川というのは・・・
大阪の北部箕面市白島331番地先から猪名川まで合流する大阪府の管理している一級河川淀川水系河川です。豊中市で大阪国際空港(伊丹空港)のすぐ南を流れていきます。このポイントは滑走路のすぐ隣ということで、飛行機の離着陸を眺めるのに絶好ということで、とても有名な場所です。こんな近くで見られるポイントは世界でも数えるほどしかないそうです。梅雨入り前に一度眺めに行きました。
大迫力。
こんな滑走路のそばでみられるなんてすごいなあ。真横やんか!と思いながらバイクにまたがって眺める。休日だったので、カメラを構えた人が15人ほどもいました。
飛行機好きの小僧と出会う・・・
バイクにまたがってしばらく眺めていたのですが、すぐそばを小学校低学年ほどの男の子がうろうろしているのに気づきました。どう考えても近くには私しかいなかったのですが、
「だれか時間おしえてくれへんかな」
とつぶやく。「今は3時半だよ」と丁寧に答えると、おもむろにポケットからA4の用紙を取り出す男の子。どうやら見てほしいらしい。なになに・・・、FIFA WorldCup特別塗装機のスケジュール?なるほど、JALの特別塗装機が着陸する時間を知りたかったようです。それによると到着予定は3時半。もう着陸するころです。
「見れたらええなー」
と僕もわくわくしながらJAL機の到着機を待ちます。飛行機の仕様機材はメンテナンスの都合などで変更になることもよくあるので、必ずしも見られるとは限らないよなあと思いながら待つことしばし、到着機が見えてきました。・・・とB747らしき機影が見えた瞬間、通常塗装機だとわかりました。
「残念やったなぁ」
「もっとアクロバティックな飛行機こーへんかなあ」と軍用機の写真を取り出す男の子でしたが、
「さすがに伊丹に戦闘機はこーへんよ。伊丹に着陸したことは無許可で着陸したことは確か以前あるけど、それが普通のことになったらさしずめ有事法制やからなあ。この写真は自分でとったん?」
「ううん。もらってん」
「自衛隊が一緒にいる空港にいったら見られるかもしれへんよ」
「うん。・・・どこに住んでんの?」
「僕?箕面やで。自分は?」
「服部。バイクやったら箕面からもすぐやろ?」
「せやな。服部からやったらちゃりできてるんや」
「うん。箕面から飛行機見える?」よっぽど飛行機が好きなようで。
「いやーさすがに遠いから見えへんで。山に登ったら着陸機が順番に下りてくるのが見えるけど」
「こないだ妙見の方でYSが見えたよ。結構大きかったで」
はて・・・。妙見でYSが大きかったということはどういうことなんだろうか。
「着陸機?」
「うん」
そっか。なるほど。これは予想にしかならないのだが、着陸しようとしているYS-11がランウェイ14Lにむけて旋回しながら高度を落としているときではないだろうか。つまり、空港に南側から近づき、空港を右側に見ながら空港に沿って飛行し、最後におよそ180度ぐらいの右旋回を行って、空港の北側から、北側からみて左にある滑走路に向けて着陸しているときのYS-11をこの子は見たのではないか・・・。見てみたい。
「またね」と男の子に別れを告げてバイトに行きました。




